プラウドフットジャパン株式会社

~提言だけでなく、実践的な行動変化を追及し「インストール」する~

プラウドフットジャパン株式会社

どんなに見事な分析、どんなに魅力的な提言をしても経営者とマネジャーがそれを実行できなければ全くの無駄だ。プラウドフットジャパンでは実践的な行動変革を追及しインストレーション(定着化)を提供、独自性を築いている。今回は同社の特徴や求める人物像、ビジョンなどについてシニアオペレーションマネージャー 伊藤 眞理子氏(人材開発責任者)にお伺いした。

御社が得意とするコンサルティング領域を教えてください。

プラウドフットジャパン株式会社 社内風景 「得意」というより「特化する」と言ったほうが当社には合うかもしれません。
当社のクライアント層は実に多岐に渡ります。他ファームであれば、自動車業界に強い、小売業界に強いなど、得意な業界があると思うのですが、当社はお付き合いしている業界が非常に様々です。プロジェクト実績を部署・機能別に見ても営業、現業(製造・工事)、設計・開発など本当に多岐に渡ります。当社は様々な業界や部署・機能においてコンサルティングサービスをご提供しています。
なぜ、このように様々な業界、部署・機能にコンサルテーションできるのかと申しますと、弊社のプロジェクトでは「マネジメント」と「実行」の2つに特化しているからです。
まず「マネジメント」についてですが、どんな企業でも必ずマネジメントが存在します。当社ではマネジメントに着目し、確実に戦略実行ができるようなマネジメントの仕組みを徹底的に追及し、組織に行動変革を起こし、成果に繋げます。
そして「実行」に言えば、実行が「徹底」されていない企業は実に多いと感じています。「経営」は「戦略」と「実行」の両輪です。経営戦略は最前線のオペレーションと連動して「徹底」されてはじめてダイナミズムを持ちます。
絵(戦略)は正しい、実行してみる、でも成果がでない、これは恐らく実行の「徹底」に問題があるのです。当社では実践的な行動変革を追及し、インストール(定着化)しているのです。

御社の原点となったエピソードを教えてください。

創立者のアレキサンダー・プラウドフットはプラウドフット創立前は戦略コンサルタントをしておりました。彼が出す提案はクライアントから高い評価を受けるものばかりでした。しかし、時が経ってクライアントを訪ねてみると、完璧だと思っていたそれらの提案が全く実行されていないという光景を目にします。アレキサンダー・プラウドフットは「どんなに見事な分析、どんなに魅力的な提言をしても企業トップとマネジャーがそれを実践できなければ全くの無駄だ。このとき問われるべきは日常業務レベルで、それらをいかに出来ることに落とし込むかという視点である」と気づいたのです。これが現在の当社の原点となっています。
第一歩を踏み出さない限り、成果は出ない。それには「実行力」が必要なのです。

プロジェクトはどのように進められるのでしょうか?

プラウドフットジャパン株式会社 ロビー 当社はプロジェクトのトップは社長と決めています。プロジェクトリーダーは社長、ということです。そして、当社のプロジェクトマネージャーは社長に寄り添います。企業トップのニーズを確実に実行に移していく為に、トップダウン型でプロジェクトを推進していきます。ですからいくら現場が「プラウドフットのコンサルティングを受けたい」と言っても社長が「やる!」と言わなければ、当社のサービスは提供できないのです。プロジェクトスタイルはトップダウン型ではありますが、実行するのは現場です。そこで大切になってくるのが、経営層と現場のフロントエンドを繋ぐマネジメントです。管理職の方々と共に現場を動かす手段を考え、実行してゆきます。もちろん、現場からの声をボトムアップで経営層へ繋いでゆくアクションも出てきます。
プロジェクトを進めるうちに次から次へと新たな経営課題が見えてきます。例えば、営業部門にメスを入れた場合、自部門だけで解決できない問題=別部門への問題提起が必ず起こり得ます。その場合にはプロジェクト推進委員会の中で橋渡しをしています。先ほどもお話ししたように経営戦略は最前線のオペレーションと連動して「徹底」されてはじめてダイナミズムを持ちます。プロジェクト推進委員会では、経営層と現場管理者との間で徹底した議論が繰り広げられます。我々はプロジェクト推進委員会で見えてきた新たな経営課題について企業トップと議論します。問題提起がある、ということはそこにもメスを入れなければならない可能性がありますので、プロジェクトのリピートに繋がっていきます。当社のリピート率が高い理由の一因はここにあると思います。このようにして10年来のお付き合いをしているクライアントもあります。平均すると現在は4~5年ご一緒しているクライアントが大半ですが、今後10年、20年と長期スパンでご一緒したいと考えております

インストーラーはどのような仕事をしているのでしょうか?

インストーラーは管理職以上、社長までを対象にコンサルティングをします。当社はソクラテスメソッドを中心に、毎日膝づめでクライアントと議論をしています。ソクラテスメソッドとは相手に答えを与えない、という方法です。相手の中に答えはある、人はみな良い仕事をしようと思っている、という理念を持ち、そのうえで相手に気づいてもらえるように問いかけを続けます。現場に根ざした徹底的なFact Findingから抽出したFact(事実)を盛り込み、相手に気づきを与え、動かし、成果に繋げます。
そしてインストーラーは平均20週間で定量的な成果をコミットします。定量的な成果をコミットするためには行動をチェックするだけでは成果はでません。正しい戦略を実行する必要があります。ですからインストーラーはプロジェクト緒戦ではクライアントの戦略の良し悪しを見抜く力が必要になってきます。このようにインストーラーは八面六臂であり、難易度の高い仕事をしております。時には戦略コンサルタント、時にはカイゼン・コンサルタント、時にはコーチ、時には業務プロセス改善コンサルタント、時にマネジメントコンサルタントである必要があるからです。
当社は現場密着型のイメージが強いのですが、それだけではなく戦略の良し悪しを見抜き、それを施策レベルにブレイクダウンし、行動計画にまで繋げ、インストール(定着化)する力が必要です。

最近のプロジェクトにおけるトレンドを教えてください。

プラウドフットジャパン株式会社 受付 数年前までは現業(製造・工事)部門のプロジェクトが多かったのですが、最近では営業のプロジェクトが増えてきています。この時代に"いかにして顧客に価値を提供するか"を課題に挙げる経営者が増えており、営業部門からメスを入れる企業が増えていますね。
もうひとつのトレンドとしては、当社のクライアント企業規模売上高1,000~5,000億が多いのですが、最近では兆を超える企業とのお付き合いも増えてきています。

御社にはカルチャーや社風、というものはありますか?

カルチャーや社風はないですね。(笑)
ですが、我々には創業時から大切に語り継がれている言葉があり、それが我々の行動指針になっています。「Realize Your Full Potential」という言葉です。
事あるごとに念頭においていますね。この言葉に基づいて行動する、考えるモトになっています。
逆にカルチャーや社風、といった型にはめない。これが我々の"やり方"ですね。

御社で活躍されている方のバックグラウンドを教えてください。

バックグラウンドはコンサル系、商社、金融出身者が6割を占めています。それ以外は様々で、ドラマ制作会社出身者や自分で会社を経営していた者、保険、証券、IT などですね。出身業界や職種にはこだわっていません。ポテンシャルがあれば受け入れています。経営破綻した会社にいた人もいますね。彼らは、自分たちの原体験から経営が健全に回る企業を沢山作りたい、という想いを持って入社してきています。出戻り組もいます(笑)。出戻り組は外の世界で得た新しいビジネス上の知見を当社に持ち戻ってくれます。当社はインストーラーとしての腕がよければいつでも戻れる環境です。

御社が求める人物像を教えてください。

プラウドフットジャパン株式会社 シニアオペレーションマネージャー 伊藤眞理子氏 当社はCOO輩出機関でありたい、というテーマを掲げています。クライアント企業に乞われて、社長/COO/取締役として巣立っていった者が複数名おります。私自身も昨年、クライアント企業のCOO職を務めて、出戻ったひとりです(笑)。また、弊社に籍を置いたまま、再生プロジェクトにおいて暫定COOとしての役目を務める機会もあります。更にプラウドフット卒業後、起業するメンバー、事業会社の経営企画室長になるメンバーもおります。
ですから、将来経営に携わりたいと思っている方、マネジメントに興味がある方を歓迎します。経験面では定量的成果を出したことがある方を求めています。定量的成果というのは、営業はもちろん、現業(製造・工事)部門や設計・開発の現場で生産性や不良率を扱ったことがある、とか、経営企画で各部門に対して実行の指標を持ったことがある、などの経験をされた方です。数字と"格闘"したことがある人、それを楽しいと思える人を求めています。また、コンサル業界全体に言えることでもありますが、当社はとてもタフな生活を強いられます。クライアントに行動変化を起こしていただくためには、我々はたくさんの時間を費やし考えを廻らせておく、また、たくさんの Fact(事実)を見つけておく必要があります。このようなタフな環境も「楽しい」と思える人に是非、ジョインしてもらいたいですね。経営トップ~管理職層までの方々と毎日、膝詰の議論と実行を繰り返し、担当部署の成果を追い求めることで、若くしてマネジメントの疑似体験ができる魅力的な職場だと思います。現在最年少のプロジェクトマネジャーは30歳。今、彼は300億円規模の企業の社長と毎日渡り合っています。
また、組織のダイバーシティを求めるという意味からも女性の採用を積極的に行っております。現在、女性比率は1割ですが、今後、5割まで高めていきます。

今後の方向性を教えてください。

経営に寄り添う形でサービス提供していきたい、プロジェクト期間中の短期だけでなく、中・長期的にクライアント企業の経営に寄り添いたい、と考えています。ひとつには、プロジェクト期間の20週間で変革したことが本当に定着しているかどうか、を確認していく意味があります。実際、シニアマネージャー以上はプロジェクトが終わっても経営幹部の方々と定期的に議論をさせていただいています。変革が必要な機会を見逃さないよう、長くお客様とお付き合いしていきたいと思っています。




プラウドフットジャパン株式会社

社名 プラウドフットジャパン株式会社
設立 1989年1月
資本金 10億9千万円
社員数 約90名
企業概要 経営コンサルティング
待遇・福利厚生 業務・貢献度に応じた昇格奨励制度、交通費全額支給、各種社会保険、退職金、企業年金制度
勤務時間 クラインアント企業に準ずる
休日休暇 原則として週休2日制、祝祭日、年末年始、有給休暇
採用プロセス 面接4~5回

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