グリー株式会社
~インターネットを通じて、世界をより良くする。~

2011年3月末時点の総会員数は2,506万人に到達、国内最大級の会員基盤を持つSNSを展開するグリー。2010年2月にSNSプラットフォームの開放を発表し、同年6月からパートナー企業のソーシャルゲームを投入するなど、成長を続けています。グリーは2011年にソーシャルゲームの"先駆者"としてのプライドをかけて、スマートフォンと海外展開に向けて本格的に動き出しました。今回のインタビューでは、コンサルティングファームからグリーへ転職した浅井圭輔氏(マーケティングプロモーション室 室長)に転職経緯や求める人物像をお伺いしました。
一橋大学を卒業後、大手広告代理店に入社しました。ストラテジックプランナー(マーケター)として、様々な業界や商品に対しての広告戦略に携わったのが社会人のスタートです。4年間業務に携わる中で、広告のみならず、経営戦略全般に関わりたいという想いが強くなってきたため、2005年に大手コンサルティングファームの戦略グループに転職しました。同社ではマネージャーとして、製造・小売業、情報・通信・メディア等の様々なクライアントに対して新規事業をはじめとする成長戦略やマーケティング戦略のコンサルティング業務に約6年間携わりました。その後、2011年2月にグリーに転職、現在はマーケティングプロモーション室の室長をしています。
自身が成長エンジンとして働きたいという軸で転職活動を始めました。それまで経験していた広告代理店やコンサルティングファームに共通しているのが外部からの課題解決でしたが、どこまで深くコミットしても最終的には「外部の人」としてクライアントからは見られてしまうため、いずれは一つの企業・事業の「主体者」として仕事をしたいという想いが次第に強くなっていきました。
また、今後の企業成長に外せない要素である「インターネット」に本格的に関っていきたいと考え、中でも圧倒的なスピードで躍進している「グリー」に強い興味を持ちました。
それまで売上1兆円以上、社員数千人規模の大企業のコンサルティングを数多くしてきた経験がありましたが、グリーのような成長過程にある企業のほうがチャレンジするには断然面白いと考えました。
社員の「一体感」というものをとても強く感じますね。皆で「インターネットで世界を変える」という大きな目標やビジョンに向かって邁進しているのを感じます。コンサルティングファームだと、プロジェクト単位で社員がバラバラに動いていくので、企業としての「一体感」はありませんでした。
今では当たり前と感じますが、週1回毎週月曜の朝会や月末の締め会で、新サービスのリリースを皆で拍手して喜ぶ姿が、最初はとても新鮮で感動的でしたね。
働き方としても、同社では社員一人一人が嫌々働いているのではなく、みんなが熱い想いを持って自主的に働いています。戦略コンサルタントとして、数多くの企業を見てきた私からしても、これほどまでに一体感や情熱が溢れている企業は本当に珍しいと思いますね。
前述したとおり、現在はマーケティングプロモーション室の室長をしています。いわゆる一般企業でいう広告宣伝部やマーケティング部を統括する立場です。
TVCMやモバイル広告などのあらゆるプロモーション活動をやっている部署で、グリーの中で最も予算を使う部署です。
最近ではスマートフォン戦略やマーケティング戦略立案も担っており、広範囲に渡る領域の業務を担当しており、大きな責任と共に強いやりがいを感じています。
私が入社するまでマーケティングプロモーション室は2つのチームに分かれていたのですが、私が入社することにより、2つのチームを統合しました。人数的には今は10数名の部隊ですが、今後まだまだ増やしていく予定です。
大きくは二点あります。一点目としては、コンサルタントとして培った「課題解決力」です。
当社が戦っている市場は非常に変化が激しく、日々様々な問題がジェットコースターのように起きます。「今、何が問われていて、何が最適な答えなのか?」ということが、日々1000本ノックのように飛んできますので、戦略コンサルタントとして培った「課題解決力」は非常に活きてきます。
二点目としては、ロジカルに相手を説得・説明する「アウトプット力(品質やこだわり)」です。課題解決というものは実はそれほど難しくないのですが、ゴールに向けて実際に事業をドライブしていくことが非常に難しく、コンサルティングプロジェクトほどの大量な資料こそ必要ありませんが、 社内外を腹落ちさせるアウトプットの「品質」がとても重要になります。
実際、私のチームにとって、私が入社して何が変わったというと、アウトプットの「品質」や、結果への「こだわり」だと言われています。それまでは、大枠だけを決めて、仔細はなんとなく進めていたことを、もう一段、あるいは二段階ほど徹底的に詰めて考える「品質にこだわるクセ」をいま植え付けている途上です。アウトプットの品質やスピードというのは6年間のコンサルティングファームで培ったスキルが非常に活きているのを日々実感しています。
グリーは『変化を楽しめる人』を求めています。定型化された業務をまわすのではなく、変化を楽しむことが出来る人かどうかを面接する際に見ます。
また、当社の理念である『インターネットを通じて、世界をより良くする』に本気で共感出来るかどうかが重要となります。実際、中途の方も強い想いを持って入社していますし、どのような形でも良いので、想いを持った方と一緒に仕事をしたいですね。
コンサル出身の方の面接では、特に「人を巻き込める力」をお持ちか見ています。コンサル出身は頭でっかちになりがちなのですが、関係各署を巻き込んで事業をドライブしていける人材が結果的に社内でも高いパフォーマンスを上げていますね。頭で考えるだけで、行動に移せないタイプ・周囲を巻き込めないタイプのコンサル人材は厳しいと思います。従って、地頭はもちろんのこと、人間的な魅力(人間臭さ・泥臭さ)も非常に重要になります。
コンサルティングファームの方は、ファームに安住せずに、ある一定の修行期間を終えたら社外にどんどん出て、事業会社の一員としてコミットしていくことが、いま元気がないと言われている日本や社会に貢献することに直接的に繋がると思います。僕自身ずっとコンサルでやっていることが正解ではないと、事業会社に来て強く感じました。コンサルとしていくらコミットしたとしても、やはり外部の人間という立場は変わらないですし、仲間と同じ想いをもって仕事をやりきりたい人は事業会社にもっと出ていってほしいですね。そして、その場所がグリーだったらもう本当に嬉しい限りですね。
本日は貴重なお時間どうもありがとうございました。
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